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2006年6月10日  山田峠で夕焼けを見た日

まだこのブログを始める前の2006年の6月、今も僕の心に強く残る日帰りツーリング。
<軽井沢~白糸ハイランドウェイ~嬬恋パノラマライン~志賀草津道路~奥志賀~カヤノ平~馬曲温泉~山田峠の夕焼け~草津温泉>
山田峠で遭遇した光景は、シチュエーションを含め僕が今までに見た夕焼けの中で、未だにナンバー1の座を譲らない。
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お気に入りのワインディングを走って、森を歩き、山の中の温泉で露天風呂にのんびり浸かる。
自分の時間を贅沢に使って、好きな事をして1日を過ごし、リフレッシュしてこようと、土曜日の朝ちょっと早起きしてMR-Sと出かけた。
それにしても・・・この頃は FZ-5 でマメに写真を撮っていたなぁ ^^;

甘楽PA 7:00am  当日は朝から快晴!
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あの頃は、早朝の上信越道なんてこのとおり空き空きで、スイスイ走れたのだが・・・
いまは高速道路1000円均一!?のおかげで車が溢れこうはいかない。
さらに民主党のマニュフェストどおりに無料化となったら・・・ありがたいのも事実だけど、う~ん(ーー;)
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ETCの早朝夜間割引を受けるため富岡ICで一旦 out in
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再び通勤割引を利用して上信越道を走る。
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碓井軽井沢ICで高速を降り
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国道18号で軽井沢を目指す。
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まだ朝靄の煙る旧軽井沢の別荘地を抜けて、白糸ハイランドウェイに入った。
料金所のおじさんが、僕が今日の一番乗りだと教えてくれた。
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朝露に湿った葉の間から疎らに降り注ぐ淡い陽の光や、瑞々しい朝のしっとりとした空気を肌で感じながらしばらく進んで行くと
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森の中の道は渓流に沿って走る道に変わった。
あまりの気持ち良さに思わず車を停めて、爽やかな空気を胸いっぱいに吸い込んだ。
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緑の中を流れるミニチュア奥入瀬渓流って感じの清流は、透き通っていて手を入れたら凄く冷たかった。
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僕のほかには誰もいない。
エンジンを切ると、一瞬何も音がしない静寂に包まれた気がした。
水の流れる音、森に吸い込まれていく蝉達の合唱、遠くから聞こえてくるカッコウの声が日常の疲れを癒してくれる。
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国道146号線を北軽井沢の交差点で左折して、
キャベツ畑の間を走る嬬恋パノラマラインの南ルートを辿り、国道144号線を跨いで北ルートへ入った。
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この北ルートは僕の最もお気に入りの道の一つ。
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浅間連峰を望む広野から農村を抜け、北海道を思わせるような真っ直ぐな直線やテクニカルなヘアピンを走り、
渓谷を渡り山岳ワインディングへと続く、景色もカーブも標高も、変化にとんだ超快走ルートだ。
ただし・・・あくまでも農作業車両が優先の道路であることを忘れてはならない。
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嬬恋パノラマラインから草津を経由して志賀草津道路を蓮池まで走り、奥志賀へと向かったが・・・
この先野沢温泉方面通行止め!?
とりあえず行ってみることにする。
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たまたま車を停めたところに蒲公英が咲いていた。、暫く写真を撮ったりして車に戻ると・・・
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風に舞い上がったタンポポの綿毛が、車の中にたくさん着地していて、大変なことになっていた。 ^^;
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奥志賀林道は白樺の林を走る静かな道だ。
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ここでも他の車両には1台も遇わなかった。
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野沢温泉方面はゲートが閉まっている。やはり通行止めだ。
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予定を変更してカヤノ平へ行ってみることにした。(・・・っていうか、もともと予定ってほどのものはないんだけど)
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カヤノ平・・・いつかここでキャンプしたいと思いつつ、まだ実現していない。
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土曜日だというのに人の姿がなかった。
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紅葉の時期は綺麗だろうな・・・ムチャクチャ混みそうだけどね
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せっかくだから案内板にしたがって歩いてみよう。
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やっぱり森の中に踏み込むと気持いいいね。
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朝からワインディング三昧でオープンドライブを堪能し、カヤノ平の “ドブ湿原” を散策した後は、木島平に下り馬曲温泉に向かった。
土曜日なので芋洗い状態を覚悟して行ったのだが意外にガラガラで、眼下に広がる絶景を眺めながらゆったりと野天風呂に浸かることができた。
風呂から上がって食事をとったら途端に眠気が・・・そりゃあ疲れた体に温泉+満腹とくればもうイチコロ!
そのまま奥の座敷でゴロンと横になり昼寝の時間・・・zzz
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ゆっくり休んだ後は気分もスッキリ。
混雑をかわしながら 「道の駅やまのうち」 まで走り、志賀草津道路を横手山ドライブインの駐車場まで一気に駆け上がった。
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そこはさすがに 『信州のサンセットポイント100選』 に選ばれただけあって、
夕暮れシーンを撮影しようとカメラマン達がずらりと三脚を並べてスタンバっていたのだが。。。
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この日は西の空にどんよりと雲がかかっていて妙高や黒姫も霞んでいた。
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暫く待っても今日はダメだと諦めたのか、大型の観光バスが迎えに来て彼らは帰って行った。
夕陽の撮影ツアーなんてものがあるのだろうか・・・? 日本全国の絶景サンセットポイントをめぐる旅なんてのがあったら行ってみたいかも。。。
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僕も一緒に夕暮れを待っていたのだけれど、いっこうに太陽が現れないので、もうこのまま帰ろうと走り出した。
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気温8度!? さすが標高2000mの山の上、陽が落ちた途端に冷え込んで6月だというのにこの寒さ!
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どんよりと暗くなっていく空の下を暫く走って日本国道最高地点まで来た。このまま暗くなってしまうのだろうか・・・
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再びぼんやり走り始めたら、急に (本当に急に! 突如! あっちゅう間に!) 西の方から空がピンク色に染まり始め・・・
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辺り一面、山も車も自分も、オレンジ色の照明を当てたようにパァーっと明るく、赤くなった。
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これはひょっとして・・・凄いものが見れるんじゃないか!?
興奮を抑えつつ、急いで展望の効く山田峠まで走り、車を止めて西の空を見たが
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ちょっと遅かった・・・残念!
雲の間から一瞬だけ現れた太陽が、山の向こうの澱んだ雲の海にまた飲み込まれるところだった。
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辺りは暗くなってきたし、あ~あ、また元のグレーの世界に逆戻りか・・・と諦めかけたその時だった。
沈んだ太陽が再び空を焼き始め
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雲が茜色に輝きだし
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見る見るうちに空一面が真っ赤に染まり、あまりの迫力とその色に僕は少し怖くなった。
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この日、誰もいない山の上でたった一人で見ていた夕焼け空の色は
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僕の心に焼き付いて
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何時までも忘れることはないだろう。
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この後、草津へ下る途中の殺生河原を少し過ぎたあたり、
道路の左側の暗闇から黒い塊がいきなり目の前に飛び出した! なっ、何だっ!? 
・・・・・子連れの熊だった!

彼ら (彼女かな) は僕には目もくれず一目散に道路を突っ切り、
右の斜面を駆け上がってあっという間に闇の中に消えたいった。

もー無茶苦茶ビックリしたよ~! (>_<)
心臓がバクバクして暫くは動けず、その場でボー然としていたと思うが、
我に帰ったら急に怖くなって、草津の町まで飛ぶように駆け下りた。

ホッとしたら急にどっと疲れが出て走る気力も失せ、大滝の湯で温泉につかって休んでいくことにした。
強酸性の草津の湯でツルツルスベスベになって温泉から出てきたら外は雨になっていた。

幌をたたく雨粒の音を聞きながら走るのは嫌いじゃないが、夜の雨は視界が悪く走りにくいので好きじゃない。

碓井バイパスの下りではあまりの眠気で一瞬寝てしまい、非常に怖い思いをしたから、
ふもとのおぎのやの駐車場で仮眠して、富岡ICにたどり着いた時にはもう午前0時に近かった。
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あとはどうやって家までたどり着いたか記憶にないが無事に帰ったようだ。
翌日の仕事は・・・開店休業状態だったに違いない。。。
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by jackaroe | 2009-09-11 00:03 | touring | Comments(4)

Commented by 秋田のタカ at 2009-09-12 08:08 x
うおぉ~~!
懐かしいやら、きれいやら。
夕日写真家のbanabanaさんの原点はここにあったのでしょうか?
写真でこれだけ綺麗なのだから、峠全体の景色は涙出るほどきれいだったのでしょうね。
僕もこの様な「心に残る」写真を一枚でも多くとりたですが、なかなかこの様な奇跡的な光景にお目にかかれなくて。
Commented by banabana at 2009-09-14 12:28 x
タカさん、こんにちは
懐かしいでしょ? 青いMR-S (^^ゞ
思えば、例の掲示板にコイツの写真付きでコメントしたのが、トリコの皆さんと出会うきっかけになったんですよね!
夕日写真家なんて言われるほど立派な写真は撮れないので、そんな風に言われるとこっ恥ずかしいんですが、
高い所から見たあの日の夕焼けは本当にすごかったです!
Commented by threetroy at 2009-09-24 14:30 x
こんにちは。
ボクも日没後の同じような空を稚内で見たことがあります。雨の一日で日没だけ見えた日でした。
感動的な色彩でした(^-^)ゝ
ttp://threetroy.com/2008hokkaido/2008hokkaido14.html
Commented by banabana at 2009-09-25 09:01 x
おはようございます。
threetroyさんが遭遇された空も、すごく幻想的で吸い込まれてしまいそうな光景ですね! (^_-)-☆
僕も最果ての地であんな空を見てみたいものです。

・・・あの時は、自分を包む空気にさえも色が付いているんじゃないかと思えるほどで、
あの場所ならではの感動的な夕焼けでした。

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