Broken down 危うくエンジンお釈迦にするとこだった!
9/10 2:30pm 気温32℃ 晴れ
高速道路を降りて、所々ノロノロ渋滞のある一般道を7.5km、20分ほど走った辺りの信号待ちで、ボンネットの先端から突然白煙(水蒸気)がモクモク上がってきた! そして見る見るうちにフェンダーとボンネットの隙間からも! まさか自分の車がオーバーヒートを起こす事態など想像したこともなかったので、一瞬頭の中がプチパニクったが、すぐに水温計を見ると、針がもう振り切れる寸前まで水温が跳ね上がっていた。
「オーバーヒートだ!」 それでもまだ、まさか自分の車が・・・と思っていた。
白煙に気づくまで、エンジン音、レスポンス、アイドリング、エアコン等、全く異常がなかったし普段からきちんと整備しているという安心感(思い込み)からこの時は水温計を全く気にしていなかった。油断した!
そしてすぐに「ピューーーーーー!」と変な音が響き渡り始める。車を停められる所まで移動し、安全を確認しながらボンネットを開けると、ピュー音はボコボコと沸騰したクーラントの水蒸気がリザーバタンクのブリーザーホールから勢いよく噴き出している音だった。 見ると2個ある電動ファンが2個とも回っていない! なんてこった! ありえんことが起きている!
その後は、修理を受け入れてくれるディーラーを探し、保険会社のロードサービスを手配して運んでもらい、自分はタクシーで追いかけ、修理の打ち合わせをした後、ディーラーの方に駅まで送っていただき電車で帰宅となった。 いやはや疲れ果てましたわ。
行きつけの日産ディーラーで、半年ごとの定期点検を購入時から10年間欠かさず続けてきたので、メンテナンス(機関の故障)に関しては今までほとんど不安も持たず遠距離ツーリングにも出かけていた。 今回も安心しきって油断していたので、水温計の針の上昇に気づくのが遅れたのかもしれない。 ただし、そもそも純正の水温計は動作が鈍く、正常時の位置から動き始めた時には、水温は既に危険レベルにまで達していて、実際には、『気づいた時にはもうオーバーヒート状態でアウト!』 ということらしいが・・・。
ところで、今回の事案を受けてネットを検索してみたら、こんな情報があったことを知り愕然とした。 ネット上にはZ33のラジエターファンの故障によるオーバーヒートの話が多くあり、このことに触れた記事もあったが、もう10年も点検をしてもらっている日産ディーラーからはこれに関して何のアナウンスもなかった。
壊れたら無償で交換しますと言うけれど、いつどこで故障に見舞われるかわからないわけで、例えば高速道路上等で動けなくなったとすれば、自分ばかりか周囲までも危険にさらして大迷惑をかけ、また車両の移動に手間と費用が掛かり、最悪の場合、命の危険に係わる問題になり得る可能性だって否定できない。
これって、本当はリコールすべき重大な事案だったのでは?
せめて、ユーザーに(危険性を)周知するような措置をとって欲しかったと思うのだが? (メーカーに良心があったなら・・・)
『アンタ、7年以上も壊れなかったんだから十分でしょ?』 ・・・ってことですかね?
nissanという企業の姿勢にチョッピリ疑問を持った・・・ というか、昔から結構好きだったのでガッカリしたな。
最近は 『やっちゃえnissan』 とか言ってるみたいだけど、まずこういうところからきっちりやっちゃってくださいな!
後日、修理をお願いしていたディーラーから、エンジン本体は無事だったと連絡があった。
壊れたファンモーター2個に加え、高熱にさらされたサーモスタットとラジエターキャップも交換する。
もちろんクーラントとエンジンオイルも。
会社(nissan)はともかく、今回お世話になった現場の方たちには心から感謝なのである。
あ~あ・・・、また電車に乗って引取りに行かなきゃだ! (ーー;)
by jackaroe | 2016-09-10 17:10 | car | Comments(2)
大変な目に合われましたね!!トランポに乗せられたZ君かわいそう。。。
私のシビックもすでに12歳、いろんなところにガタが出てくるお年頃なので他人ごとではないです。
水温はレーダー探知機のOBDII情報で常に監視しているのですが、年数がたってくるとスポーツ走行をしなくても
追加メーターとかあったほうがいいのかもしれませんね。
引き取りに行く時、久々に特急指定席なんて乗っちゃって案外楽しんでたりして・・・
(まぁ、大事に至らず直ったからですが)
シビック君も12歳じゃ、もうすぐ中学生? ^^;
うちのZは今年で10歳ですからシビック君の方が年上ですね!
乗り換える候補も見当たらないので、もう暫くは大事に乗ろうと思います。