極寒の仁科峠 DEC. 16, 2011
実はサイドウインドウを上げて、シートヒーターとエアコンをつけていれば、
まさに真冬の 『露天風呂!』
走ってる間もそれほど寒さを感じないものだ。
・・・しかし、
この日の仁科峠は、そんな僕の甘い考えを許してくれなかった。
車から降り立った瞬間、予想外の寒さに凍えた!
ダウンジャケットのフードをすっぽりかぶって、さらにその上からジャケットを着込み、
手にはグローブをはめて、完全装備で外に出た。
だが、典型的な冬型の気圧配置により、西風が運んできた大陸生まれの冷たい空気は、
遮るものが無い尾根に、立っていられないほどの烈風となって吹き付け、
我々の体温を容赦なく奪い続ける。
CAMERAを持つ手の指先は熱を失い、痺れて感覚が無くなった。
西に傾き始めた太陽の光は金色を帯び、日没が近いことを教えてくれた。
by jackaroe | 2011-12-20 23:53 | tricolore touring | Comments(0)